ニューノーマル時代を切り拓く3つのカギ

社員の安全を確保しながら企業活動を継続させ、ニューノーマルな社会に迅速に適応し、さらに社会貢献に結びつけるには、「テクノロジー」「人」「データ」の3つの要素を意識したデジタル化が有効と考えています。

この3つの要素を意識したデジタル化で具体的に提供できる価値を、

  • 安全・健康・人を守る「ニューノーマル」への対応
  • 遠隔化や自動化・知能化を実現する デジタルテクノロジーの実装加速
  • レジリエントな事業オペレーション の支援

という大きな軸で整理をし、ご紹介します。

ソリューション・取り組み事例

「ニューノーマル」への対応

安全・健康・⼈を守る

作業員の健康・安全のモニタリング

作業員の位置・動作・発話などのさまざまな情報を、収集・⾒える化・分析し、ソーシャルディスタンスの確保や作業改善につなげます。

サーモグラフィーで熱のある人を発見

スマートフォンに赤外線カメラを接続し、体温チェックを実施。感染リスクを抑えます。

クラスターリスクを判定する
近接人数カウントアプリ

ビーコン信号の電波強度で近接距離や人数を測定、クラスターリスクを判定します。

インカムでリモートでの作業指⽰

「⾳声」と「テキスト」の両⽅で情報共有することで、状況が異なるさまざまな現場間のコミュニケーションを円滑化します。

音声合成アナウンスによる非対面応対

多様な話者、言語、感情表現でテキストを音声化。 e-learning教材やデジタルコンテンツの迅速な制作を支援します。


デジタルテクノロジーの実装加速

リモート化

サイバー空間上での共同開発

サイバー空間上で企業の枠を超えた車載システムの共同デジタル試作を実現します。

現場機器のグローバルな遠隔監視

設備の稼働データをIoTで収集・蓄積し、グローバルな見える化・遠隔監視をスピーディに実現します。

現場機器の遠隔・センターマネジメント

現場に散在する装置・機器につながるPCを仮想化し集約。セキュアなリモート管理を実現します。

重要インフラをサイバー攻撃から防衛

産業制御システムの資産・プロトコルを可視化し、セキュリティの脅威を分析します。

e-ラーニングによる従業員教育の継続

集合教育からe-ラーニングへのシフトを支援。簡易なコンテンツ制作機能で、柔軟な教育機会提供を実現します。

リモートチームのコラボレーションを実現

一人ひとりの生産性を高めるセキュアなコラボレーション環境を構築し、柔軟な働き方を支援します。


⾃動化・知能化

AR技術で現場作業をデジタル化

AR技術を活用し、熟練者やベテランの作業手順や判断基準をわかりやすくデジタル化します。

AIによる保守部品の在庫最適化

AIにより部品の余寿命の予測や、品質劣化の予兆を検知。予防保全や機器の運用効率向上を支援します。

AIによるFAQ・業務マニュアルの作成

AIが応対業務や業務報告書から知識のグループ化を行い、FAQの作成・更新をサポートします。

オペレーターの応対内容をテキスト化

会話音声を自動でテキスト化し、急増するオンラインでの問い合わせへの応対を効率化・自動化します。

データ入力作業の自動化

入力データの取り出しから業務システムへの登録まで業務全体を自動化します。

現場の“声”を収集し顧客満足度を向上

お客さまとの会話の中から得られる貴重な情報を共有し、より良いおもてなしを実現します。


レジリエントな事業オペレーション

事業オペレーション・サプライチェーンの弾⼒性・柔軟性確保

弾力性・柔軟性の高い
サプライチェーンの構築

サプライチェーン情報を整備し、災害発生時や生産停止時の影響度やリスクを可視化します。

スマートマニュファクチャリングの実現

製造現場と経営をつなぐ統合データモデルにより、製造状況の変化やトレーサビリティなどの可視化をスピーディに実現します。

プラントの異常検知・保守作業支援

AIによりプラントのデジタルツインを構築。異常検知や燃料の節約などにより最適な運転条件の検討につなげます。

新たなサービス創出に向けて

新たなサービスを創出し、
みんなが豊かになる社会を目指す

先が予測できない時代を迎え、今、多くの現場では、企業や業界の垣根を越えたオープンイノベーションを加速させています。

東芝は、プラットフォーム・エコシステムの構築を推進し、お客さまやパートナー、地域のみなさまとともに、みんなが豊かになる社会づくりに取り組んでいきます。


関連情報

(株式会社 東芝)

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