本文へジャンプ

イベントレポート

イベント

AppExchange EXPO 2019 Spring TOKYO

2019年3月14日(木)

3月14日(木)、東京・丸の内のJPタワーホール&カンファレンスで、Salesforceを拡張するアプリ「AppExchange」の専門展示会「AppExchange EXPO 2019 Spring TOKYO」が開催されました。Salesforceを使いやすくするためのアプリ30以上が一堂に展示される中で、当社は「AI対話でタイムリーな業務報告『RECAIUS報告エージェント』」をエキシビション会場に出展、セッションを行いました。

  • AppExchange EXPO 2019 Spring 入り口
  • 会場風景

General Sessionのご紹介

■3月14日(木)13:50~14:10
テーマ:AI対話でタイムリーな業務報告 「RECAIUS 報告エージェント」

RECAIUS事業推進部 事業開発部 事業開発担当
参事 杉浦 千加志

 RECAIUS報告エージェントは2018年9月にリリースされたAIエージェントです。会話するように話すことで、報告すべき内容をAIエージェントが聞き取り、SFAやCRMのデータベースに直接登録します。オフィスに戻らず、外出先で話すだけで、短時間で報告できることが大きな特長です。お客さまがお使いのシステムと連携して使うことを想定した設計になっており、Salesforceと連携する場合はRECAIUSコネクトも合わせて導入することで初期構築が全く不要ですぐにお使い頂けます。RECAIUSコネクトはSalesforceの機能強化アプリを提供する「App Exchange」にログインしてダウンロードすれば、短時間でAIエージェントの音声報告機能を使えるようになります。

 午後のセッションでは、最初にRECAIUS報告エージェントの概要と適用シーンを説明、次に報告業務の重要性と課題を解説しました。例えば、報告業務では管理者と現場にギャップがあり、それを埋めるのに報告エージェントが有効です。報告エージェントは自然な会話で入力が可能、報告項目の設定が簡単、専門用語にも対応という3つの特長について触れました。

  • General Sessionの様子
  • General Sessionの様子
■3つのユースケースに沿ってデモを実施

 その後、デモに移り、ユースケースに応じた3つの使い方をご紹介しました。1つ目は商談後の活動履歴のスマートフォンでの報告です。スマートフォンアプリから画面を表示して、商談の内容をAIエージェントと対話する形で報告します。2つ目は次回訪問予定のスマートフォンでの作成です。「来週の金曜日」と話しかけても、AIエージェントが判断して、正確な日時を入力します。3つ目はSalesforce上に作成した行動予定をスマートフォンで実績報告です。Salesforceモバイルアプリからアプリ間連携で報告エージェントを立ち上げます。報告内容を音声で入力し、AIが理解できない場合には聞き直してきますので、正確に記録できます。

 Salesforceとの連携・設定は最短で20分程度で可能です。ある報告内容をSalesforceモバイルアプリの手入力した場合、平均5分程度かかるところが、報告エージェントは平均2分40秒程度と、入力時間が約半分になります。RECAIUS報告エージェントは2018年12月に、Salesforceモバイルアプリとのアプリ間連携が可能になったV1.1、2019年3月には新規商談作成や更新ができるよう、商談オブジェクトに対応したV1.2がリリースされ、画面もより使いやすいものになっています。セッションでは多くの参加者がデモの様子を興味深く見ながら、熱心にメモを取っている姿が見受けられました。

展示コーナーのご紹介

■RECAIUS報告エージェント

 エキシビション会場ではスマートフォンを使って、Salesforceとの連携のデモを行いました。商談記録をタップすると、「商談記録を入力してください」と報告エージェントが聞いてきますので、音声で入力をします。すると、あらかじめSalesforceのデータベースに登録されてある取引先のデータから、候補が絞り込まれます。そこから選択し、抜けや漏れがあった場合は聞き直してきますので、問題なければOKを押して、登録が完了します。スマートフォンでの入力をできるだけ短時間にすることで、文章の正確さも向上させることができます。

 会場では、来場者が実際に操作する姿が見られ、「会場がざわついているのに、ほぼ正確に認識する」「アメリカや中国では音声入力が大きなトレンドになっていると聞いているので、日本もこれから本格化する可能性が高い」などの感想を聞くことができ、RECAIUS報告エージェントへの期待が高まりました。

  • RECAIUS報告エージェント
  • RECAIUS報告エージェント