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将来展望
持続的な成長基盤に貢献する情報インフラに
アーバンライナー・ネクスト
一方、業務の現場では数字に表れない効果も手にしている。「新システムを使いこなすうちに、現場の個々のメンバーから“もっとこうした方が効率的”といった案が上がってくるようになりました」(和田氏)、「HowではなくWhyの視点で自らの仕事に臨む姿勢が根付くきっかけとしても寄与している」(山根氏)。このように運用4年目を迎え、多くの成果を得た同社では「Generalist®」による人事・給与システムをさらに利活用する方法を模索中だ。「Generalist®ユーザー会の存在は大きいですね。異業種の垣根を越え規模の大小も問わず、“システムは使うもの”という思想を持った様々な「Generalist®」ユーザーの声を聞けます。例えば、本社と人事、グループ会社、それぞれ実践されている役割を実感でき、グループ展開のメリット/デメリットを確認できたりする。生の情報を得て、私たちもシェアードサービスへの機運がリアルさをもって高まりました」(山根氏)。システム刷新の第一段階を経た同社は、創業100周年を迎え第2の創業期に向け、近鉄グループの未来を創造するフェーズに突入した。とはいえ、「Generalist®」による人事・給与システムの役割は、まだ始まったばかり。持続的な成長基盤を支える情報インフラの確立に向け、東芝ソリューションもサポートの手を緩めず臨んでいる。
人財管理ソリューション Generalist®
東芝ソリューションが自社開発したソリューションパッケージ。1998年から販売され、現在までに東芝グループをはじめ、製造、流通・サービス、建設、金融など多業種で1,100社以上の販売実績を持つ。先進的人事・給与制度をはじめ、内部統制支援機能、運用効率改善の機能強化、eラーニング、キャリア管理、開発ツールの配布も含め、業種・業界ごとの固有制度への対応に幅広い機能を有するほか、複数法人の一括管理機能によりシェアードサービスはもちろんグループ企業の情報一元化も可能。評価・給与制度改定にも柔軟に対応できる高い適応力で 戦略的な人材マネジメント環境を実現する。大企業向け導入実績としては国内トップシェア、中堅企業向けを含めた総合実績でも国内有力パッケージという位置付けで、ユーザー会による情報交換なども盛ん。
COMPANY PROFILE
会社名 | 近畿日本鉄道株式会社 | この広告をPDFでダウンロード ■雑誌
日経コンピューター 2010年4月28日号 |
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創立 | 1910年9月 | |||
代表者 | 代表取締役社長 小林 哲也 | |||
従業員数 | 8,316名(2009年3月31日現在) | |||
売上高 | 2,813億円(2008年4月〜09年3月単体) | |||
本社所在地 | 大阪市天王寺区上本町6丁目1番55号 | |||
事業 | 鉄道および軌道の経営、土地・建物の売買および経営、コンビニエンスストア等の経営、ホテルの経営、観光娯楽・スポーツおよび文化施設の経営、電気通信事業・有線放送事業等情報サービス業 | |||
URL | http://www.kintetsu.jp/ (別ウィンドウで開きます) |
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この記事は、2010年3月に制作されました。記事内における数値データ等は取材時のものです。