ニュースリリース

日本IBMと東芝ソリューション
POWERプロセッサー搭載サーバーの64ビットLinuxクラスター・ソリューションで協業

2004年5月31日 日本アイ・ビー・エム株式会社
東芝ソリューション株式会社

 

日本アイ・ビー・エム株式会社(以下:日本IBM、本社:東京都港区、代表取締役社長:大歳卓麻)と東芝ソリューション株式会社(以下:東芝ソリューション、本社:東京都港区、取締役社長:河村進介)は、POWERTMプロセッサーを搭載した「IBM(R) eServer(R) pSeries(R)」の64ビットLinuxクラスター・ソリューション分野で協業します。


クラスター・ソリューションは、複数のサーバーを連携させることにより、万一サーバーシステムに障害が発生した場合にも速やかにサーバーを切り替え、業務サービスの継続を可能にします。

今回の協業では、東芝ソリューションが統合クラスター・ソフトウェア「DNCWARE ClusterPerfect」のpSeries Linux版を開発し、日本IBMに供給するとともに、Linuxクラスター・ソリューションに関するサポート・サービスを提供します。日本IBMは、DNCWARE ClusterPerfectを用いたミッション・クリティカルなシステムにも適用できるpSeries Linuxクラスター・ソリューションを展開していきます。


Linuxはミッション・クリティカルなシステムでも広く用いられるようになり、日本IBMでは、信頼性が高く、高性能な64ビットLinuxプラットフォームとしてIBM eServer pSeriesを推進しています。ここに国内でトップクラスの実績を持つ*東芝ソリューションの統合クラスター・ソフトウェア「DNCWARE ClusterPerfect」を加えることにより、Linux環境で稼動するIBM eServer pSeriesのビジネスを加速していきます。


東芝ソリューションは、DNCWARE ClusterPerfectをマルチプラットフォームに対応したクラスター・ソフトウェアとして、UNIX(R)やIAサーバLinux、Windows(R)などのクラスター市場で順調に販売を伸ばしてきました。今回、Linux環境で稼動するIBM eServer pSeriesに対応し、クラスター・ソフトウェアの事業拡大を図ります。


DNCWARE ClusterPerfectのpSeries Linux版は、2004年7月にリリースする予定で、1ノードあたり99万7,500円(税込み価格)からです。また両社は、6月2日から4日にかけて開催されるLinuxWorld Expo/Tokyo 2004(場所:東京ビッグサイト)の日本IBMブースにおいて、本ソリューションのデモンストレーションを行います。

*)出典:IDC Japan 2003年6月「国内高可用性クラスターサーバー市場動向」での2002年販売金額実績において

● IBM、e-businessロゴ、eServer、pSeries、POWERは、IBM Corporationの商標です。
DNCWARE ClusterPerfectは、東芝ソリューション株式会社の商標です。
● Windowsは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
● UNIXは、The Open Group Ltd.が独占的にライセンスしている米国および他の国における登録商標です。
● その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。





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