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業務アプリケーションに必要となる画面処理、帳票処理、COBOL連携処理をWebプラットフォーム上で実現するミドルウェアの発売について~「FlyingServ J-Frame Server®」の帳票処理とCOBOL連携機能を強化~

2005年8月9日

  • 東芝ソリューション株式会社

 東芝ソリューション株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:梶川茂司)は、Webアプリケーションの操作性と開発生産性を高めるミドルウェア「FlyingServ J-Frame Server®」に、帳票処理機能とCOBOLアプリケーション連携機能を追加し、本日より販売を開始いたします。
 当社は、COBOL言語でオフコン上に構築された業務システムや、クライアント・サーバシステムの形態で実現していた業務システムを、従来同様の使い勝手のままWebアプリケーションで実現できるプラットフォームとして、本商品を積極的に提案していきます。

 「FlyingServ J-Frame Server®」は、Webアプリケーションと連携した画面制御アプリケーションをサーバ側で稼動させる仕組みにより、Webブラウザの画面操作性を大幅に高めるミドルウェアです。今回、「業務で必須となる帳票処理も、画面アプリケーションと同一環境上で開発したい」という要望に応え、「FlyingServ J-Frame Server®」の新しい機能として、帳票設計から出力までの帳票処理を行う「J-Frame Server® 帳票オプション」を商品化しました。さらに、「実績のあるCOBOL業務アプリケーションを、Webアプリケーションから使いたい」という要望に応えるための新機能として「J-Frame Server® COBOLオプション」を商品化します。

 「J-Frame Server®帳票オプション」は、当社がオフコン用アプリケーション開発で培ってきた、業務アプリケーション向けの帳票ノウハウを結集した帳票部品です。伝票や規定帳票のようなきめ細かい帳票の作成から出力までをWebアプリケーションに簡単に組み込めるため、使いやすい業務アプリケーションを構築できます。

 「J-Frame Server® COBOLオプション」は、「FlyingServ J-Frame Server®」で動作する画面制御アプリケーションと、COBOLアプリケーションとの連携を実現する機能です。当社COBOL言語で開発された実績のある業務アプリケーションを、Webアプリケーションから利用することができます。

 当社は、オフコンやクライアント・サーバシステム上で開発された基幹業務アプリケーションの移行など、今までWebアプリケーションへの移行が難しかった分野へ本商品を積極的に提案していきます。

 

■「J-Frame Server® 帳票オプション」の特長

(1)
帳票レイアウトの設計効率向上
帳票レイアウトと印刷を行うアプリケーション部分とを分離して設計することができます。これにより帳票のレイアウトを変更してもアプリケーション側の変更が不要となり、帳票レイアウトの変更を簡単に行うことができます。
(2)
画面と帳票印刷を同一環境で開発
FlyingServ J-Frame Server®」と「J-Frame Server® 帳票オプション」を組み合わせることで、画面と帳票印刷の処理を一体で開発することができます。帳票のレイアウトをそのまま入力画面として使用したり、業務画面上での帳票プレビュー表示や、印刷指示ボタンの実装など、さまざまなアプリケーションを簡単に開発することができます。
(3)
クライアントに接続されたプリンタへ、サーバからダイレクトに印刷を実行
FlyingServ J-Frame Server®」上では、業務アプリケーションが、サーバ側で実行されるため、印刷やプレビューに使用される帳票データはクライアントに保存されません。また、クライアントに接続されたプリンタへの印刷も、帳票データはクライアントにキャッシュされることなくサーバから直接出力されるので、クライアントに帳票データを残したくないシステムにも活用できます。

■「J-Frame Server® COBOLオプション」の特長

(1)
Java画面処理アプリケーションからCOBOLプログラムを活用
FlyingServ J-Frame Server®」と「J-Frame Server® COBOLオプション」を組み合わせることで、当社COBOL言語で動作しているCOBOLバッチ処理アプリケーション、COBOLサブルーチンを、Java画面処理アプリケーションから呼び出すことができます。
これにより、既存のCOBOL言語による業務アプリケーションを、Webプラットフォーム上で活用することができます。
(2)
COBOLアプリケーションとのデータ連携
Javaプログラムから、COBOL用索引編成、相対編成、順編成ファイルをアクセスすることができます。本機能を利用することで、WebアプリケーションとCOBOLアプリケーションの間で、ファイル経由でのデータ連携を行うことができます。
(3)
COBOL言語用画面定義ファイルをJavaプログラムへ変換
当社COBOL言語用画面定義ファイルを読み取り、「FlyingServ J-Frame Server®」画面アプリケーション用Javaプログラムへの変換を行うことができます。これにより、既存COBOLアプリケーションの画面を簡単にWebプラットフォーム上で利用することができます。

 

【商品ライセンス体系】

 本商品のライセンスは、サーバのCPU数によるCPUライセンス体系と、サーバ数に利用ユーザ数を加算するサーバライセンス体系があり、どちらかの選択となります。

 

FlyingServ J-Frame Server®

ライセンス体系 価格(税込み)
CPUライセンス 1,354,500円/CPU
サーバライセンス 682,500円/サーバ
ユーザライセンス(10ユーザから) 168,000円から

(ユーザライセンスはFlyingServ®製品共通で使用できます)

 

<J-Frame Server® 帳票オプション>

ライセンス体系 価格(税込み)
CPUライセンス 840,000円/CPU
サーバライセンス 420,000円/サーバ
ユーザライセンス(10ユーザから) 168,000円から
開発キット 735,000円/開発機

(別途、「FlyingServ J-Frame Server®」のライセンスが必要です。)
(開発キットは帳票オプション、COBOLオプションで共通です)

 

<J-Frame Server® COBOLオプション>

ライセンス体系 価格(税込み)
CPUライセンス 840,000円/CPU
サーバライセンス 420,000円/サーバ
ユーザライセンス(10ユーザから) 168,000円から
開発キット 735,000円/開発機

(別途、「FlyingServ J-Frame Server®」のライセンスとCOBOL2002が必要です。)
(開発キットは帳票オプション、COBOLオプションで共通です)

 

FlyingServ , J-Frame Serverは、東芝ソリューション株式会社の登録商標です。
avaおよびすべてのJava関連の商標およびロゴは、米国および他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標です。
その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

以上

 

 

 

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