ニュースリリース

東芝ソリューション、「百貨店トータルソリューション」を発表
~オープンシステムにより、事業環境の変化にも柔軟・迅速に対応、
百貨店ソリューションの可能性を広げる~

2007年11月7日

東芝ソリューション株式会社

 
 東芝ソリューション株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:梶川茂司)は、変化する百貨店業界への適応力強化を図る、「百貨店トータルソリューション」の戦略を発表します。

 百貨店業界では、法令遵守・内部統制などCSR(社会的責任)の重要視や個人情報保護法・消費税内税化など、激変する社会環境への対応、さらに団塊世代の一斉退職による情報システム部門の人材不足が課題となっていると言われています。

  東芝ソリューションの提供する「百貨店トータルソリューション」は、これら課題を解決するため、今までの導入実績やノウハウを元にオープン系※1トータルソリューションとして体系化しました。百貨店業界の「変化する市場への適応力強化」に対応したシステムを実現します。

■システムの特長
(1)

業務運用の効率化と自動化

  販売業務で発生した売上データから基幹システムで各種伝票データを自動生成。また、基幹システムで登録したマスタを他サブシステムのマスタに自動反映するなど、トータルシステムならではの連携機能を強化し、運用の効率化と自動化を実現します。

(2)

激変する社会環境への対応

  コンプライアンスや内部統制、および個人情報保護法、消費税関連(今後想定される内税化、複数税率など)の法改正に対応すべく、柔軟かつ拡張性のある仕組みを実現します。

(3) 営業・経営情報基盤強化の実現
  商品情報と顧客情報を融合し、業務のPDCAサイクル※2 に対しニーズにあった情報を瞬時かつ容易に取り出せ、営業力強化のサポートをします。また、財務・人事情報までも融合させることにより、経営指数の可視化が図れ、経営基盤の強化を実現します。

(4) お客様(消費者)との関係強化を促進
  販売促進活動(プロモーション)をサポートするための、購買情報を含む顧客情報管理を実現しています。また、複数法人での統合ポイント管理を可能としており、百貨店を中心としたグループ企業(スーパー、ホテルなど)でのお客様との関係強化を図ります。


■システム構成

システム構成図

※1

オープン系:オープンシステム。開発や利用に必要な外部仕様やインタフェース情報が、だれにでも自由に利用できる形で公開され、異機種環境においても利用目的に応じて相互運用性を確保することが可能なシステム。

※2 PDCAサイクル:事業活動の「計画(Plan)」「実施(Do)」「監視(Check)」「改善(Action)」サイクル。
※3 POSシステム:東芝テック株式会社との協業システム。



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