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毎日新聞社が、次世代素材管理システムの導入を決定
~東芝ソリューションの次世代コンテンツマネージメントシステム
「PressSTREAM® DynamicCMSTM」を導入。
将来的な多メディア展開によるビジネスモデルの確立に向け、新たな取り組みを開始~

2010年4月7日
  • 株式会社毎日新聞社
  • 東芝ソリューション株式会社

 株式会社毎日新聞社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:朝比奈豊)は、東芝ソリューション株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:梶川茂司)が提供する次世代コンテンツマネージメントシステム(CMS*1)「PressSTREAM®DynamicCMSTM(プレスストリーム ダイナミックシーエムエス)」をベースとした、素材管理システムの導入を決定しました。新システムの稼働は、2011年5月を予定しています。

 昨今、新聞・テレビ・雑誌だけでなく、インターネット・携帯電話・デジタルサイネージなど、メディアの種類は多様化しています。新聞/報道業界では、新たな“多メディア事業収益モデル”を確立することが求められており、各メディアの特性に合わせたコンテンツ管理/編集/配信環境を提供するCMSが注目されています。

 毎日新聞社は、今後の事業展開の中核となる次期システムとして、素材管理システムとメディアシステムを融合した次世代CMS「PressSTREAM®DynamicCMSTM」を採用、新素材管理システムの導入を決定しました。システムの特徴は以下の通りです。

(1)
素材管理システムとメディアシステムを融合したCMS
  • 従来の新聞社のシステムは、新聞編集用とメデイア編集用とでシステムが分かれているのが一般的だが、本システムではこれらを一元化。
(2)
クロスメディアの実現と、メディア配信の速報性向上
  • 出稿部が素材を出稿した段階での、新聞編集とメディア編集を並行処理が可能。これにより ニュースの速報性が向上する。
(3)
データベースの全社統合と、サーバ仮想化によるシステムリソースの有効活用、コスト抑制
  • 東京・大阪の各データベースを統合し、素材を一元管理するとともに、新聞編集用とメディ ア編集用に分かれていたシステムも融合。また、汎用ソフトウェア(情報共有基盤Microsoft® SharePoint® Server 2007およびMicrosoft Office 2007)を利用することで、開発工数の削減を計ると共に仮想化技術を導入してサーバ台数 を抑制してリソースを有効活用、投資効率を図る。

 毎日新聞社は今後、次世代素材管理システムを利用した、将来的な多メディア展開によるビジネスモデルの確立に向けて取り組みを強化し、新たな収益源の確保を目指します。

*1
コンテンツマネージメントシステム(CMS):テキストやグラフィックなどのさまざまなデジタルコンテンツを収集、登録して統合的に管理し、更新・配信する仕組み。

●次世代コンテンツマネージメントシステム

システム図
「PressSTREAM® DynamicCMSTM」は本年3月、社団法人日本新聞協会より、新たな新聞製作技術の開発に貢献したメーカーに対し、実用化への促進奨励とその開発努力に対し贈られる「技術開発奨励賞」を受賞しました。
PressSTREAMは東芝ソリューション株式会社の登録商標です。
Microsoft、SharePointおよびWindowsは、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
記載されている会社名、製品名、サービス名は各社の商標または登録商標である場合があります。

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