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東芝ソリューションと東軟集団が中国で合弁会社を設立
〜中国全土にITソリューション事業を展開〜

2011年7月6日
  • 東芝ソリューション株式会社

 東芝ソリューション株式会社(港区芝浦1−1−1、河井信三社長、以下東芝ソリューション)と中国の東軟集団股有限公司(中国遼寧省瀋陽市渾南新区新秀街2号 劉積仁会長 以下東軟集団)は、中国市場においてITソリューション事業を展開する合弁会社を設立しました。

 新会社の社名は、瀋陽東芝東軟情報システム社(以下 東芝東軟情報システム)、東軟集団の本社所在地である瀋陽にオフィスを構え、中国全土(中国政府および各省、自治体、中国にある日系企業の現地法人)に事業を展開いたします。

 中国では、近年の経済的発展に伴い、さまざまな産業や社会の基盤として、ITシステムの必要性が一段と高まってきています。さらに、多くの日本企業が中国で事業展開を加速させる中、グローバルに利用できるシステムや現地で安心・信頼できるサービスへのニーズも高まってきています。このようなIT市場の成長を背景に、東芝東軟情報システムは、東芝ソリューションと東軟集団の強みを一体化させ、ITソリューション事業の拡大を目指します。

 東芝ソリューションと東軟集団は15年以上に渡り、オフショア開発事業において連携し、相互理解の上に信頼関係を築き上げてきました。東芝東軟情報システムは、両社が長年培ってきた多くの高品質なソリューションの開発実績と業務ノウハウをベースに、中国全土へSIサービスやBPO・クラウドサービスを提供していきます。また、中国全土をカバーする約40箇所のサービス・サポート拠点による安心のサポートの提供により、中日両国で実績のある最新のITソリューションをコンサルティングからアフターサポートまで一貫して提供します。

 東芝東軟情報システムの設立により、中国市場環境の変化を敏感にキャッチしながら、お客様のご要望を的確に理解し、スピード感を持って対応することで、日中両国のお客様に、より良いサービスを提供します。

【概要】
◆社名:
瀋陽東芝東軟情報システム社
(Shenyang Toshiba Neusoft Information Systems)
◆所在地:
瀋陽市渾南新区新秀街2号 東軟ソフトウェアパーク
◆資本金:
350万USドル(東芝ソリューション60%:東軟集団40%)
◆社員数:
初年度14名(非常勤を含む)
◆参考資料:
【東芝ソリューション株式会社】
東芝グループでIT事業を一手に担う日本国内トップクラスのITソリューションベンダー。事業活動は、「業種ソリューション」「業務ソリューション」「プラットフォームソリューション」「エンベデッド(組み込み)ソリューション」分野と、それを支える技術の研究。これらのIT事業を通じ、企画、コンサルテーションから運用、保守まで、ライフサイクル全般にわたりお客様をサポートする「トータルソリューション」を提供している。
資本金:235億円、社員:11,000名(グループ)
東軟集団股有限公司(Neusoft)】
Neusoftは中国最大のITソリューション・サービスプロバイダーです。1991年、中国東北大学において創設されました。ソフトウェア技術をコアコンピタンスとするNeusoftはソフトウェアとサービスの一体化、ソフトウェアと製造の一体化、技術と業界マネジメント能力の一体化を通じ、業種別ソリューションとプロダクトエンジニアリングソリューション及びこれらに関連するソフトウェア製品とプラットフォーム、サービスを提供しています。
資本金:1,227,594,245元 、社員:18,000名(グループ)
中文リリース(Neusoft Webサイト)
URL:http://www.neusoft.com/cn/news/html/20110706/2567143455.html
瀋陽東芝東軟情報システム社
 http://www.toshiba-neusoft.com/

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