ニュースリリース

2016年10月13日

IoTサービス基盤が神戸製鋼所製汎用コンプレッサのグローバル遠隔通信サービスに採用
~IoT技術で世界各国の稼働状況を一括管理し、保守サービスをサポート~

 当社のIoTサービス基盤が、株式会社神戸製鋼所(以下神戸製鋼)が本日から販売する汎用コンプレッサ「Emeraude (エメロード) ALE」に採用され、グローバル遠隔通信を可能にする「コンプレッサM2Mクラウドサービス」として展開されます。本サービスは、当社IoTサービス基盤を活用して、世界各国で稼働する汎用コンプレッサのデータを収集・蓄積し、装置の状態を見える化することで安定稼働に貢献します。

 本サービスは、当社のグローバルでの実績と遠隔通信において培ったノウハウを活かして、装置から一元化してワンストップで神戸製鋼の保守・品質・サービス部門やエンドユーザの管理部門などに回線・クラウドサービスを提供し、リアルタイムの状態監視を可能にします。
 また、当社は、ビッグデータを解析することで故障予知や予防保全を実現するサービスの展開も今後計画しています。

 当社のIoTサービス基盤を用いたソリューションは、プラントやビルファシリティ・産業用機器の遠隔監視による故障検知や、エネルギーマネジメント、製造工場での歩留まり向上など、社会インフラ、エネルギー、産業領域で多くの導入実績があり、製品・機器の接続からデータ収集、蓄積・分析による見える化やその利活用までをトータルで提供できるインダストリアルIoT基盤です。 

 当社は、爆発的に増加する製造現場でのIoTデータを効率良く収集・処理しつつ、製造現場からグローバルな市場において、“今起きていること”を精緻に”見える化”し、ものづくりの現場の更なる生産性向上や品質改善を支援していきます。

  • ※Emeraudeは、株式会社神戸製鋼所の商標です。

図1:コンプレッサM2Mクラウドサービスの概要

図1:コンプレッサM2Mクラウドサービスの概要

 

以上