東芝営業第一部
福尾 さち子
時間が経つのがとても早い。毎日が刺激的です。
1992年、九州の学校を卒業して入社、配属先は東芝の柳町工場で、製造部門の事務職(庶務)の仕事に従事しました。最初はテレビドラマに出てくる東京や横浜に憧れがありました。東芝に入社したのは、モノづくりの仕事に携わりたかったから。不思議と故郷を離れる不安はありませんでした。若かったのでしょうね。母も応援してくれました。
しばらくして結婚、出産を経験。そして1999年に職場に復帰しました。部門の統廃合なども経て、2005年3月まで事務職一筋でした。現在は営業部門に所属し、東芝グループ向けに様々なシステムのソリューション販売を担当しています。
復帰後、事務職からプランナー、そして営業職。仕事内容の違う大きなチャレンジ。
育児休暇から復帰して7年たった頃、当時の上長に「プランナーをやってみないか」と言われことをきっかけにチャレンジをしました。
技術部の所属でしたが、最初は営業の方々と一緒に、展示会やセミナーの企画・実行、パートナー企業とのアライアンスの仕事などを始めました。そして2005年9月には新製品「Matrix(メトリックス)」の拡販チームに入って、技術・営業の垣根を越えて、広報を中心にプランナーの仕事をするようになりました。
その後、部署の組織改変により、営業をやってみないかと言われたのです。そろそろ新しいことに挑戦してみたいな、と思っていたところでしたが、家族のことも考えて悩みました。でも、自分を試すことができる最後のチャンスだと思いましたし、相談した上司も「やってみたら?」と背中を押してくれたので、エイ!っと、飛び込んでみたのです。
まわりの協力と笑顔で困難を乗り越える
もちろん、今でも毎日が勉強です。また今は子供の育児もありますので、仕事と生活のバランスをとるためにも、リズムを崩さず、規則正しい生活をするよう心がけています。
「絵てがみ」でほぐす緊張
現在は、東芝グループの会社が主なお客様ですので、これまでとは違う様々なことを新たに勉強する機会もあります。旧知の先輩もいませんし、少し緊張することもあります。
そこで、仕事と家事の合間に九州にいる両親や祖母へ「絵てがみ」を書くようになりました。絵てがみは墨と絵具を使って、季節のものを中心に葉書に絵を描きます。「下手な分だけ味がある」と言われていて、10分ぐらいで描けます。見ている子供も喜びますし、最近は祖母からも絵てがみの返事がくるので楽しみです。