2010年6月11日
放送大学にて『情報ネットワークと危機管理』の講義
放送大学 東京多摩学習センターにて、東芝ソリューション株式会社 技術統括部 技監 遠藤直樹が、『情報ネットワークと危機管理』について講義を行いました(受講対象者45名)。
本講義は、放送大学の専門科目、社会と産業の中の「平成22年度第1学期面接授業」の1つとして2010年5月22日(土)・23日(日)に行われたもので、遠藤技監は2007年から講師を務めています。
本講義は、放送大学の専門科目、社会と産業の中の「平成22年度第1学期面接授業」の1つとして2010年5月22日(土)・23日(日)に行われたもので、遠藤技監は2007年から講師を務めています。
社会インフラとして、なくてはならない「情報ネットワーク」。
現在、日本だけでなく、世界各地で起きたサイバー犯罪による大きな被害事例の数々を耳にする度に、情報ネットワークが社会的にどれだけ影響あるものなのかを改めて実感します。今回の講義は、私たちが生活する現代社会において、社会インフラの1つとなっている情報ネットワークの利用に関わるリスクとその対策、管理の方法に焦点をあてました。
各論の一つとして、情報セキュリティのあり方を検討しました。個人情報や技術情報の漏洩、映画・音楽などデジタルコンテンツの不正利用などの事象に対する危機管理方法を具体的な事例を紹介し、講義を進めました。もう一つの各論として、各種の業務情報の管理のあり方を検討。こちらは情報ネットワーク関連を含む投資における判断ミス、ソフトウェアの品質問題などのリスクを取り上げました。
熱心に受講する学生の皆さん
【授業テーマ】情報ネットワークと危機管理
・情報ネットワークと危機管理概要
・政府の情報セキュリティ政策
・個人情報保護
・医療情報のリスク管理
・情報セキュリティの技術動向
・業務文書と内部統制のリスク管理
・ソフトウェア品質のリスク管理
・環境保護のための情報ネットワーク
・次世代電力網のリスク管理
受講生からは「情報セキュリティに関し幅広い内容をわかりやすく教えて頂き感謝しています」「システム開発における品質問題への対策の考え方は今後の業務に役立ちます」などの意見がありました。
* 放送大学についての詳細は下記URLをご覧下さい。
http://www.ouj.ac.jp/
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講義の行われた、放送大学 東京多摩学習センター