クラウド型サービス IoT スタンダードパック
「IoTスタンダードパック」は、東芝グループが長年にわたり培ってきた産業機械や社会インフラシステムの遠隔監視・保守の知見をもとに提供するクラウドを活用したサービスです。産業機械や工場、ビル、プラントなどの付帯設備の稼動状況などの見える化と遠隔監視を実現します。
Microsoft Azureの適用により、スケーラビリティを確保し、スモールスタートから始めて規模の拡張を容易に行えるようにするほか、収集したデータを活用し、お客様ごとのアドオンアプリケーション開発やMicrosoft Azure上のさまざまなアプリケーションとの連携を可能にします。
「IoTスタンダードパック」は、東芝IoT「SPINEX™(スパインエックス)」に基づくクラウドサービスです。
お客様の課題
装置販売・純正保守部品販売の売上拡大
エンドユーザーが耐用年数を超過した製品を使用し続け、新製品の販売が伸びない。故障時にエンドユーザーが非純正部品に交換してしまい、品質の低下を招き、守部品・消耗品販売が伸びない。
ベテランの知見に依存する最適時期での保守作業を人に依存せずに実現
設備の状態により、部品交換・整備の時期を最適化できるメンバが限られており、サービスが拡大できない。サービス品質にむらがある。
プラント運用における人手不足解消と現場駐在者のスキル依存性排除
駐在サービスを提供しているが、人手不足、運用費不足により、現場に人を常駐させておくことが難しくなってきた。プラント監視において、複数拠点を統合監視して、人手不足に対応したい。
導入効果
装置のIoT化で稼働状態・異常状態の把握
営業・代理店が稼働状態を把握して、適切な時期に提案販売を行えるようになります。異常状態・故障を早期に把握して、純正保守部品を販売できるようになります。
スペシャリストの保守作業のデータ化・エンジン化
特定メンバに依存せずに、CBM(Condition Based Maintenance)が行えるようになり、保守コストを削減できます。人に依存した判断ミスや作業ミスをなくすことにより、保守品質が安定します。
遠隔監視・広域監視による現場作業員サポート
遠隔運用、複数拠点を統合して監視する広域運用により、運転員を削減します。遠隔サポートにより現場配置メンバのスキル依存性を低減します。
トピックス
- イベント2019年2月5日
- MONOist主催セミナー Connected Industries Forum
~製造業デジタル変革は「理想」と「現実」の両輪で実現せよ~
当イベントの1セッションでIoTスタンダードパックの導入事例の講演を行います。 - イベント2019年1月22日
- Microsoft主催イベント IoT in Action TOKYO 2019
当イベントの展示ブースに出展します。 - プレスリリース2018年10月30日
- 産業機械・設備の見える化・遠隔監視サービス「IoTスタンダードパック」機能・サービス拡張版の提供を開始~Microsoft Azureの適用により拡張性・アドオン開発の容易性を向上~