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MAGNIAトップページ > Linux動作確認情報 > 注意/制限事項(Red Hat Linux共通)

Linux動作確認情報

Red Hat Enterprise Linux共通 注意/制限事項

ここでは、Red Hat Enterprise LinuxをIAサーバー MAGNIAで使用する場合の注意/制限事項を示します。 ここに記載されていない注意/制限事項は、IAサーバー MAGNIA共通注意/制限事項および本体注意/制限事項にありますので、そちらを参照してください。

インストールに関して

Red Hat Enterprise Linuxのインストールは、本体注意/制限事項とRed Hat ドキュメント・マニュアルを参照して行ってください。

Red Hat Enterprise Linuxのインストールにおけるトラブルシューティングは、下記のドキュメント・マニュアルを参照して行ってください。

障害情報採取について

Red Hat Enterprise Linux を ご利用いただく場合には、 障害解析をスムーズに進めるために 最新版のsosreportコマンドのご適用をお願い致します。

BMC機能を搭載したIAサーバー MAGNIAサーバを Red Hat Enterprise Linux 5で運用される場合には、 ハードウエアのサポートに必要なBMC情報(SEL/SDR/FRU)は、 sosreportのプラグイン機能別ウィンドウが開きますにより採取できます。

EDAC(Error Detection and Correction)機能について

Red Hat Enterprise Linuxでは、 EDAC機能をサポートしていますが、 BMCまたはiLOを搭載したIAサーバー MAGNIAでは、EDACと同等以上の機能をハードウェアで実現しています。 BMCまたはiLOを搭載したIAサーバー MAGNIAでEDAC機能が有効になっている場合、 ハードウェアのサポートに必要なSELを記録できなくなるため、設定ファイル(RHEL7の場合は作成してください)に以下の行を追加し、EDAC機能を無効にしてください。

install *_edac /bin/true
install edac_* /bin/true

EDAC機能が無効な場合には、 lsmod コマンドのリストに「edac」という文字列がないことで確認できます。 設定ファイルですが、ご利用いただくバージョンにより場所が異なります。

RHEL5: /etc/modprobe.conf
RHEL6、RHEL7: /etc/modprobe.d/dist.conf

FB-DIMM AMB温度センサーの監視機能について

Red Hat Enterprise Linuxでは、 Intel 5000 series chipsetのFB-DIMM AMB温度センサーの監視機能をサポートしていますが、 BMCを搭載したIAサーバー MAGNIAでは、DIMMの温度センサー監視機能をHWで実現しています。 BMCを搭載したMAGNIAサーバーでは、i5k_ambドライバーを無効にすることを推奨します。 i5k_ambドライバーを無効にするには、設定ファイルに以下の行を追加してください。

install i5k_amb /bin/true

i5k_ambドライバーが無効になっていることは、 lsmod コマンドのリストに「i5k_amb」という文字列がないことで確認できます。 設定ファイルですが、ご利用いただくバージョンにより場所が異なります。

RHEL5: /etc/modprobe.conf
RHEL6: /etc/modprobe.d/dist.conf

ACPI 4.0 power meter(acpi_power_meter)機能について

Red Hat Enterprise Linuxでは、 ACPI 4.0 power meter(acpi_power_meter)機能をサポートしていますが、 Wake on LAN、システム起動やシャットダウン動作に失敗する場合があります。 この場合には、設定ファイル(RHEL7の場合は作成してください)に以下の行を追加し、 ACPI 4.0 power meter機能を無効にしてください。
install acpi_power_meter /bin/true

ACPI 4.0 power meter機能が無効になっている事は、 lsmod コマンドのリストに「acpi_power_meter」という文字列がないことで確認できます。 設定ファイルですが、ご利用いただくバージョンにより場所が異なります。 RHEL5: /etc/modprobe.conf
RHEL6、RHEL7: /etc/modprobe.d/dist.conf

rhgb(redhat graphical boot)機能について

Red Hat Enterprise Linuxで使用した場合に、 まれなタイミングでX Window Systemの起動に失敗する場合があります。 「rhgb機能を無効する」か「runlevelを3に設定する」ことでこの問題は回避可能です。 ご利用のシステムのrunlevelは、runlevelコマンドで確認できます。

 

 

 

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