Windows Server® 2012 R2 関連情報
更新日:2018年6月18日
Microsoft® Windows Server® 2012 R2日本語版について
本ページでは東芝IAサーバー MAGNIAシリーズにてMicrosoft® Windows Server® 2012 R2に関する動作確認情報やご使用時の注意事項を掲載します。機種の追加やサポート機器の状況変化に応じて逐次追加していきます。
Windows Server® 2012 R2は、仮想化環境、記憶域、ネットワーキング等において、多くの新機能、及び、機能強化が行われ、クラウド向けに最適化された、マルチテナント対応のインフラストラクチャーの構築、展開が柔軟に行えるようになります。


Windows Server® 2016 ダウングレードについて
Windows Server® 2016のダウングレード権利に基づいて、Windows Server® 2012 R2を利用することができます。
詳しくは、以下の構成ガイドをご参照ください。
- MAGNIA Windows Server® 2016 構成ガイド
(2017年12月13日)
仮想サーバーにおけるWindows Server® 2012/2012 R2のライセンス認証について
仮想サーバーのライセンス認証は、MAGNIA本体のインストレーションガイドをご参照ください。
動作確認情報
Windows Server® 2012 R2の対応機種についてご説明します。また、Windows Server® 2012 R2を使用するにあたり適応が必要なモジュール、及び、注意事項をまとめましたのでお知らせします。
注意事項
弊社IAサーバー MAGNIAシリーズにてMicrosoft® Windows Server® 2012 R2を追加サポートしたモデルの動作確認の情報を記載しています。
「Windows Server® 2012 R2 対応状況」に記載のMAGNIAシリーズにてMicrosoft® Windows Server® 2012 R2をご使用になる場合は、本サイトより対象サーバーのモジュール(インストール補足説明書を含む)をダウンロードし、インストール補足説明書をよく確認の上、ご使用ください。
なお、対応状況は2014年3月時点でMicrosoft® Windows Server® 2012 R2をサポートするモデルです。2014年度以降にリリースされるモデルでは、EXPRESSBUILDERでインストール可能です。(サポートキットのインストールは不要です。)
Windows Server® 2012 R2にアップグレード後、一部ご利用できなくなる機能がある場合があります。 Windows Server® 2012 R2 のすべての動作や機能に関して保証するものではありません。 ドライバー、ユーティリティの配布時期、当社サーバーにおけるWindows Server® 2012 R2の互換性および注意制限事項などの情報は、適宜公開する予定です。
Windows Server® 2012 R2 対応状況
機種名 | ステータス | サポートキット |
---|---|---|
MAGNIA R3520b | 対応済 | ダウンロード![]() |
MAGNIA R3510b | ||
MAGNIA R1310c | ||
MAGNIA T1340c | ||
MAGNIA C1300c | ||
MAGNIA R3320c | 対応済 | ダウンロード![]() |
MAGNIA R3310c | ||
MAGNIA T3350c | ||
SASコントローラー TN8103-142T |
対応済 | ダウンロード![]() |
各サーバーのBIOS/BMCに関する変更はありません。そのまま、ご使用ください。
ユーティリティの対応状況
ソフト名 | ステータス | 対応内容 |
---|---|---|
ESMPRO/ServerManager Ver.5.74 | 対応済 | ダウンロード![]() |
ESMPRO/ServerAgent Ver.4.63 | ダウンロード![]() |
|
装置情報収集ツール | ダウンロード![]() |
|
ESMPRO/ServerAgent Extension Ver.2.03 | 変更なし | 現行バージョンで 利用可能 |
BMC Configuration Tool Ver.1.34 | ||
Universal RAID Utility Ver.3.00 |
Windows Server® 2012 R2インストール手順
Windows Server® 2012 R2のインストール手順は以下のようになります。
- Windows Server® 2012 R2の手動インストールの実施
- サポートキットの適用
- インストール後、ユーティリティのインストールを実施
- Universal RAID Utilityのインストール
- ESMPRO/ServerAgentのインストール
- 必要ならば下記のユーティリティもインストールを実施
- - ESMPRO/ServerManagerのインストール
- - BMC Configuration Tool
- - ESMPRO/ServerAgent Extensionのインストール
サポートキットを使用したWindows Server® 2012 R2のインストール方法に関しては、サポートキットに同梱されていますインストール補足説明書に詳細に記載されています。Windows Server® 2012 R2のインストール開始前に確認してください。
また、各種ユーティリティ(ESMPRO/ServerManager、ServerAgent)のインストール手順書は、ダウンロードモジュールと同じサイトにあります。ダウンロードモジュールと合わせてインストール手順書をダウンロードし、各ユーティリティをインストールする前に確認してください。
Windows Server® 2012 R2をご利用になる場合の注意事項
- ServerCoreからGUI使用サーバーへの切り替えや最小サーバーインターフェースへの切り替えについては、アプリケーションやドライバーに影響を与える可能性がありますので、ご使用は推奨していません。 インストール前にどのオプションでインストールするか十分検討願います。
- Windows Server® 2012、Windows Server® 2008 R2、及び、Windows Server® 2008 x64 Editionからの上書きインストールはサポートしていません。必ず、Windows Server® 2012 R2を新規にインストールしてください。
- RAIDコントローラを使用した環境ではハイバネーションやスタンバイをサポートしていません。ハイバネーションやスタンバイへ移行しないように設定してください。
- LANカードのチーミング機能をご使用になるときは、Windows Server® 2012 R2にてサポートされた[NICチーミング]機能をご利用してください。「MAGNIA本体のインストレーションガイド」に詳細な注意事項が書かれていますので、Windows Server® 2012 R2インストール前にご確認ください。
- 4KBセクターHDDをブートドライブとした場合にNTFS圧縮は利用できません。
- インテル® 第7世代プロセッサーを搭載したサーバーにおいて、Windows Updateができなくなる場合があります。現象の詳細と回避策については、こちらをご参照ください。
MAGNIAシリーズ Windows Update によるIntel® Management Engine Interfaceのドライバーの誤適用について
・MAGNIAシリーズの下記の機種において、Windows Server(以下 WS) 2012、WS2012R2の場合に、Intel® Management Engine Interface に期待しないデバイスドライバが適用され、一部の機種で不具合事象が発生しています。 以下のサイトの内容をご確認の上対応くださいますようお願いします。
MAGNIAシリーズ Windows Update によるIntel® Management Engine Interfaceのドライバーの誤適用について。